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国試基礎チェック・百日咳

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残暑なのかまだ夏なのかわからないですが、ひたすら暑い日々が続きますね。
最近下を向きながら勉強をする姿勢をとっているからか、肩だけじゃなく首にも凝りが出てきました。
6年前の大学入試とはまた違うものと戦うようになりそうです…

 

さて、本日はありがとう百日咳について簡単にまとめたいと思います。

 

 

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百日咳

起因菌はBordetella pertussis (百日咳菌:グラム陰性桿菌)。乳児が家族から感染することが多いが、最近は10~20代の感染例が増加している。

 

小児の症例ではカタル期、痙咳期、回復期と遷移する。
・カタル期(1~2週間):感冒期。他者への感染力強い
・痙咳期(4~6週間):スタッカート発作(連続した咳込)の後に吸息時、笛音(whoop)となる。夜間に目立つ。


発熱が見られず、CRPもほとんど上昇しない。Ly, WBCの増加が特徴的。
肺炎、中耳炎、脳炎を合併する場合がある。乳幼児では無呼吸や脳症がある場合入院が必要なことも。

 

咽頭ぬぐい液のPCR検査を行う。

 

治療薬はマクロライド系抗菌薬。ただ、抗菌薬が有効なのはカタル期のみ。
予防は4種混合ワクチン(3回接種)。
抗菌薬内服後5日間、あるいは特有の咳が消えるまでは登校禁止となる。

 

文献

百日咳|電子コンテンツ|日本医事新報社 (jmedj.co.jp)

 

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アイキャッチ画像:信濃町にも厳かな雰囲気が漂います。

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