国試基礎チェック・慢性肉芽腫症
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台風の影響かなぁと思っていたら、結構普通に気温が下がってきましたね。ただ雨がしんどい気もしなくもなく…
それでは昨日投稿したとおり、久しぶりにお勉強シリーズも再開したいと思います。
慢性肉芽腫症 (CGD)
好中球が活性酸素を合成できず、殺菌作用の低下により免疫が低下する疾患原発性免疫不全症の中で最多。
生後数か月以内に、反復性の細菌・真菌感染を繰り返す。感染症、肉芽腫、肉芽腫性腸炎のほかに、肛門周囲膿瘍、肺炎などが症状として見られる。カタラーゼ陽性菌(黄色ブドウ球菌、E coli)や真菌が検出される。
NBT色素還元検査、好中球殺菌能検査で活性酸素の産生低下を認める。
感染症の予防としてST合剤を内服する。場合によってはインターフェロンガンマ注射も検討する。根治治療としては造血幹細胞移植を行う。
余談ですが、ST合剤の内服薬として、最近「バクタミニ」が爆誕しました。
ごめんなさい…言ってみたかっただけなんです…
(本投稿にCOIはありません)
参考文献
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