語呂合わせ・閉経周辺期の症状
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今回は、閉経周辺期について効率よく学ぶために、症状を語呂合わせなどでまとめていきます。
閉経周辺期(Peri-menopause)とは
閉経周辺期とは、閉経前後の数年間のことを示します。
日本人女性は平均50歳前後で閉経するといわれていますが、閉経の時期は個人差があります。
ちなみにですが、閉経とは、「月経が1年間おとずれない」ことです。
閉経周辺期には、性ホルモンが乱高下します。
最終的には
へと向かいますが、その経過でいくつかの特徴的な症状がみられることになります。
特徴的な症状の語呂合わせ
H: Hot Flashes
ホットフラッシュ(ほてり、のぼせなど)
A・V: Atrophy of Vagina
膣の萎縮
O: Osteoporosis
C: Coronary artery disease
冠動脈疾患
なお、これらの症状・疾患のリスクは相対的に上昇しますが、もちろんそれぞれの症状の頻度には差があることは念頭に置く必要があります。
治療
情緒不安、ホットフラッシュ、膣部の乾燥などに対して、場合によってはHRT(ホルモン代替療法、Hormone Replacement Therapy)としてエストロゲンとプロゲスチンを利用することがある。
しかし、副作用として、乳がん、脳血管疾患、心筋梗塞、DICなどの罹患リスクが開始1年以内に増加するため注意が必要である。
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参考文献
E Staff. Key Medical and Nursing Facts and Mnemonics: Study review notes for Nurings and Health Sciences Students. Examville Study Guides