【国試対策】サルコイドーシスの語呂合わせ
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今回は、サルコイドーシスについてまとめていきます。
サルコイドーシスとは
サルコイドーシスは、細胞性免疫の低下とともに、非乾酪性肉芽腫を伴う炎症性病変が幾つかの臓器に出現する病態です。
心膜炎、ブドウ膜炎、神経炎、肺の病変(両側肺門リンパ節腫脹(BHL)→リンパ管のある二次小葉隔壁の炎症)などが特徴的。
特徴的な疾患の語呂合わせ
G: γ-Globlinemia
液性免疫の亢進を反映したγグロブリンの上昇
R:Rheumatoid Arthritis
関節リウマチ
A: Angiotension-Converting enzyme (ACE) levels
(非乾酪性肉芽腫を反映した)ACEの上昇
I:Interstitial Fibrosis
間質性線維症…新恒例での肺野の小結節、小粒様陰影などが見られることも
N: Noncaseating granulomas
非乾酪性肉芽腫…これを反映しACEやCa濃度が上昇する
治療
症状がある場合には、デキサメタゾンなどのステロイドの全身投与
GRAINと覚えることで、すべての症状が覚えられるわけではないですが、特徴的な所見である「ACEの上昇」などをしっかり抑えたいですね。
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参考文献
E Staff. Key Medical and Nursing Facts and Mnemonics: Study review notes for Nurings and Health Sciences Students. Examville Study Guides