"Live to Work" or "Work to Live"

思い立ったら飛ぶ!飛び込む!医学部底辺徒然草

ビタミンB群で覚えたい知識を簡潔に整理!

スポンサーリンク

f:id:gtdsng2018:20200603000623p:plain

SGNにて

ビタミン系の略称や役割って、覚えていくごとにどんどんとこんがらがってきてややこしいですよね…

 

それぞれが全然違う役割を果たしているから、まとめてくれているところもほとんどないし…

 

ということで、今回はビタミンB系列で重要なものについてまとめていきます!

 

重要なビタミンB

ビタミンB1(チアミン)

TCAサイクルなどの重要な反応に関わる。

欠乏すると脚気ウェルニッケ脳症(3徴:意識障害、眼球運動障害、運動障害)などが生じる。

 

ビタミンB2(リボフラビン)

FMN、FADを適量に保つ役割を果たします。

欠乏した場合、口唇、口腔、皮膚、陰部に裂傷が生じやすくなります。

 

ビタミンB3(ナイアシン)

ニコチンアミドに変換され、最終的にはNAD+、NADP+で補酵素として働きます。

ビタミンB3欠乏は「ペラグラ」という状態に繋がり、下痢、皮膚炎、認知症などの原因となります。

 

ビタミンB6(ピリドキシン)

活性化されてピリドキシンリン酸として補酵素の役割を果たします。

欠乏すると末梢神経障害や皮膚炎が生じます。

 

 

ビタミンB7 (ビオチン)

糖、そして脂質の代謝に重要な酵素として働きます。

欠乏すると、脱毛症、皮膚や腸管の炎症、筋肉痛などが起こります。

 

ビタミンB12(メチルコバラミン)

タンパク、核酸の生合成やアミノ酸、脂質の代謝に関わります。

欠乏すると巨赤芽球性貧血になります。

 

このあたりでしょうか。

ビタミンなので、どれも反応の補酵素などとして関わっていますね。重要な反応が障害されると、それに合わせた症状が出るというイメージでしょうか。

いやぁ…ざっくりしすぎかな…頑張って暗記ですね(;・∀・)